宮原知子、「一段階上げられた」 フィギュア、けがから復帰戦終え 

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦、NHK杯でけがからの復帰戦を5位で終えた女子の宮原知子が一夜明けた12日、会場の大阪市中央体育館で取材に応じ、左股関節の疲労骨折の影響で約11カ月ぶりの実戦となったが「今大会で調子を一段階上げることができた。もっと上の状態に持っていければと思う」と決意を新たにした。

 宮原はNHK杯で復帰に踏み切ったことに「当初の計画よりも早めに仕上げられたから」と言う。「最終的には(12月の)全日本(選手権)に合わせたい」と力を込めた。女子7位の本郷理華はジャンプの精度を欠き「課題が見つかった。修正したい」と話した。


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