中韓首脳、正常化で合意 対北朝鮮武力行使に反対 

中国の習近平国家主席、韓国の文在寅大統領

 【ダナン共同】中国の習近平国家主席と韓国の文在寅大統領は11日、ベトナム中部ダナンで会談し、米軍の高高度防衛ミサイル(THAAD)の韓国配備問題で悪化していた両国関係を早期に回復させることで合意した。「全ての分野」で交流・協力を正常な軌道に乗せるとした。韓国大統領府が明らかにした。

 両首脳は北朝鮮の核・ミサイル開発問題について、朝鮮半島の安全保障状況を安定的に管理する必要があるとして、対話を通じ平和的に解決することを確認。米国による武力行使に一致して反対する姿勢を鮮明にした。また文氏が12月に訪中することで合意。文氏が訪中すれば今年5月の就任後初となる。


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