「言葉遣いに関心減」79% 岩波書店が日本語力調査 

 日本語の言葉遣いに対して社会の関心が弱まっていると考える人が約79%に上ることが12日、岩波書店(東京)が実施した「日本語力調査」で分かった。一方で、正しく美しい日本語を身に付けたいと考える人は約86%に上り、現在使われている日本語に多くの人が危機感を覚えている実態が明らかになった。

 調査はインターネットを通じ、9月1日から4日にかけて10代から70代の男女千人を対象に実施した。

 言葉遣いへの関心は、年代が高くなるほど「とても弱まっている」「やや弱まっている」と考える人の割合が高く、10~20代の計70・5%に対し、60~70代は計89・5%に上った。


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