2017年10月12日 00:42 | 無料公開
東京大木曽観測所(長野県)は11日、地球に接近する直径10~30メートルの小惑星を撮影したと発表した。小惑星の撮影例は少ないという。 小惑星は太陽の周りを回っている「2012TC4」。地球には日本時間の12日午後2時42分に最接近するが、地球から月までの距離の約13%に当たる約5万キロ先を通るとみられる。月の軌道よりも内側を通ることになり、地球にかなり近づくが、衝突する恐れはないという。 10日と11日の2回、100万~40万キロ離れた小惑星を動画で撮影。動画を加工した静止画も同時に公表した。最接近時には、日本からは見えない。