医療機関予約の情報流出か 最大60万人、不正アクセス 

 医薬品、医療機器卸売りなどを手掛けるほくやく・竹山ホールディングス(札幌市)は11日、子会社のアドウイックが運営する医療機関予約システムのサーバーに不正アクセスがあり、最大で約60万人分の個人情報が流出した可能性があると発表した。

 アドウイックなどによると、昨年7月から今年10月10日までにインターネット予約システム「シマフクロウ・シリーズ」を利用した人の氏名、電話番号、メールアドレス、受診医療機関名、診察券番号などが流出した恐れがある。北海道を中心とした9道府県の約80の医療機関がシステムを導入。情報を悪用した被害は確認されていないという。


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