新党名「希望の党」で調整 若狭氏「党首は国会議員」 

若狭勝衆院議員

 小池百合子東京都知事に近い若狭勝衆院議員と細野豪志元環境相は、近く結成する新党の名称を「希望の党」とする方向で最終調整に入った。関係者が23日、明らかにした。若狭氏は同日放送のBS番組で、党首に関し「少なくとも国会議員がなることはほぼ決まっている」と述べた。同時に「小池氏に(党首就任を)要請したことはない」と語った。

 小池氏は昨年、政治塾「希望の塾」を発足させた。党名には、小池氏の新党への関与を明確にする狙いがあるとみられる。若狭氏らは27日を軸に新党設立を表明する方向で綱領づくりなどの詰めの作業をしている。

 野党候補者の一本化には慎重な考えを示した。


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