経産相、青森・大間原発を視察 原燃の再処理工場も 

電源開発大間原発の原子炉建屋前で説明を聞く世耕経産相(右端)=20日午前、青森県大間町

 世耕弘成経済産業相は20日、建設中の電源開発大間原発(青森県大間町)を視察した。建屋への雨水流入などのトラブルが続く、日本原燃の使用済み核燃料再処理工場(六ケ所村)も訪問、改善策の実施や原因究明を指示。

 青森県には使用済み核燃料の再利用を目指す、核燃料サイクルの関連施設が集中している。東北電力東通原発(東通村)や、使用済み核燃料の中間貯蔵施設(むつ市)も視察の対象とした。

 大間原発は燃料の全てをウランとプルトニウムの混合酸化物(MOX)燃料とする計画だが、運転のめどは立っていない。


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