首相、対北朝鮮で連携を要請 米国連本部でアフリカ首脳に 

アフリカ諸国の首脳級が出席する会合に臨む安倍首相(中央)=18日、米ニューヨークの国連本部(代表撮影・共同)

 【ニューヨーク共同】訪米中の安倍晋三首相は18日午後(日本時間19日午前)、国連安全保障理事会メンバーを中心としたアフリカ諸国の首脳とニューヨークの国連本部で会談し、北朝鮮の核・ミサイル開発を阻止するため、制裁決議の完全履行に向けた連携を要請した。「従来にない新たな段階の圧力をかける必要がある」と述べた。20日に実施する国連総会の一般討論演説で、北朝鮮の挑発行動は国際社会の脅威だと訴える考えだ。

 首相は18日午後にニューヨークに到着。北朝鮮の核実験などについて「国際社会の平和と安全に対するこれまでにない重大かつ差し迫った行為だ」と指摘した。


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