「ツール・ド・東北」が開幕 自転車で宮城の復興願う 

「ツール・ド・東北」が開幕し、スタートするライダー=16日午前、宮城県石巻市

 東日本大震災で被災した宮城県沿岸部を自転車で走り、復興を願うイベント「ツール・ド・東北2017」が16日開幕した。17日までの2日間の日程で、約4千人が復興途上の被災地を駆け抜ける。

 5回目の今年は東松島市の「奥松島グループライド&ハイキング」コースが新設され、気仙沼市、南三陸町、石巻市、女川町の3市2町の全長65~210キロの7コースとなった。

 16日は2コースが行われ、石巻市の石巻専修大を順次出発。爽やかな日差しの中、色鮮やかなウエアを着たライダーが、声援に手を振りながら笑顔でスタートした。


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