BPO「リテラシー必要」と談話 ネット情報利用で 

 放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会(川端和治委員長)は14日、番組制作におけるインターネット上の情報利用について「真贋を見極めて使うリテラシーが必要だ」と放送局に注意喚起する委員長談話を発表した。

 談話は、フジテレビの情報バラエティー番組「ワイドナショー」など2番組がネット上の事実ではない情報を放送した問題に触れ、「同じことが他の局でも発生する可能性がある」と指摘。「真実でないことが紛れ込まないように注意し考える習慣を身に付け、疑問が生じたときは疑いが解消するまで放送すべきではないと声を上げる強さを持つこと」を制作現場の担当者に求めた。


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