2017年9月14日 19:30 | 無料公開
雌のパンダ「バス(巴斯)」=1月、中国福建省福州市(共同)
【北京共同】世界最高齢の飼育パンダとしてギネス世界記録に認定されていた雌のパンダ「バス(巴斯)」が13日、中国福建省福州市の飼育施設で死んだ。今年37歳で、人間の年齢にすると100歳を超えるという。中国メディアが14日伝えた。
バスは今年6月から健康状態が悪化し、専門家の治療を受けていた。野生のパンダの平均寿命は12~13歳とされる。
バスは1984年に四川省の山中で保護された。ボールを投げるなどの芸も身につけ、87年には文化交流で米国を訪問。90年の北京アジア大会ではマスコットのモデルにもなった。