厚労委の閉会中審査、民進が要求 年金支給漏れ問題 

 民進党の松野頼久国対委員長は14日、自民党の森山裕国対委員長と国会内で会談し、元公務員の妻らへの年金支給漏れ問題について、衆院厚生労働委員会で閉会中審査を実施するよう要求した。森山氏は返事を持ち越したが、自民党幹部は来週中の開催を前向きに検討する考えを示した。

 年金の支給漏れは、約10万6千人に対し総額598億円に上っており、民進党は政府の対応について追及したい考えだ。

 これに先立ち、民進党は厚生労働省や日本年金機構の担当者にヒアリングを実施。今回の支給漏れを把握するまでに時間がかかったことに批判が上がった。


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