リプニツカヤの現役引退発表 今後、大学進学とロ連盟 

演技するユリア・リプニツカヤ=ソチ

 【モスクワ共同】フィギュアスケート女子で2014年ソチ冬季五輪団体金メダリストのユリア・リプニツカヤ(ロシア)が9日、正式に現役引退を報告し、代表メンバーから退く文書に署名したとロシア連盟が発表した。19歳のリプニツカヤは今後、大学に進学する予定という。母親が8月下旬に同国メディアに引退すると述べていた。

 リプニツカヤは15歳で迎えた13~14年ソチ五輪シーズンに台頭し、13年に福岡市で行われたグランプリ(GP)ファイナル2位、14年の欧州選手権優勝で脚光を浴びた。同五輪では初採用の団体優勝に貢献したが、期待された個人で5位に終わった。


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