2017年8月22日 22:00 | 無料公開
ポテトサラダを販売した総菜店「でりしゃす籠原店」=21日午後、埼玉県熊谷市
埼玉県熊谷市のスーパーに入る総菜店「でりしゃす籠原店」で買ったポテトサラダを食べた6人が、腸管出血性大腸菌O157に感染した問題で、県は22日、新たに4人の感染が判明したと発表した。入院はしていない。感染者は計10人になった。
県によると、4人には籠原店とは別の系列店で購入した人も含まれていた。県は、各店舗がポテトサラダを仕入れていた群馬県高崎市の取引先の食品加工工場が汚染源の可能性もあるとみて、さらに調べる。埼玉県はポテトサラダが原因の食中毒と断定し、籠原店を営業停止処分としている。