お盆期間の国際線利用者7%増 「日並び良さ」影響 

11日、海外旅行客で混雑する成田空港の出発ロビー

 国内航空各社は21日、お盆期間(10~20日)の利用実績を公表した。国際線の利用者数は前年同期比7%増の約78万人、国内線も5%増の約404万人だった。好調の理由について各社は「日並びの良さ」のほか「休みが取得しやすい風潮」を挙げている。

 国内線では、熊本と各地を結ぶ路線で利用者数が全日空で9%、日航で18%それぞれ増加した。昨年4月の熊本地震の影響で落ち込んだ観光客の需要が回復したとみられる。

 また国際線では、期間中の搭乗率が各社平均で9割を超えた。ハワイなどのリゾート路線や訪日客の多い中国路線が堅調だった。


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