リハビリ続けた愛知の子ゾウ死ぬ 5歳、骨折で寝たきり 

2016年9月、リハビリするアジアゾウ「マーラ」=愛知県豊橋市の豊橋総合動植物公園(同園提供)

 愛知県豊橋市の豊橋総合動植物公園は13日、両脚を骨折して寝たきりとなり、リハビリを続けていた5歳11カ月の子どもの雌のアジアゾウ「マーラ」が死んだと発表した。死因は腸捻転とみられる。

 同園によると、マーラは2013年1月、両脚の骨折が判明。骨折は治ったものの、自力で立ち上がることができず、4年ほど専用のプールでリハビリを続けていた。

 13日午前10時50分ごろ、プールでの歩行訓練中に動かなくなり、獣医師や飼育員らが呼び掛けたり、体をたたいたりしたが、間もなく呼吸が止まり、死んだのを確認した。


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