WBC山中「目を離さず見て」 世界戦調印式で 

 世界ボクシング評議会(WBC)バンタム級タイトルマッチ(15日・島津アリーナ京都)の調印式と記者会見が13日、京都市内で行われ、日本歴代1位に並ぶ世界王座13連続防衛が懸かる王者の山中慎介(帝拳)は「KOで勝って喜んでもらえるのが一番いい。1ラウンドで終わるかもしれない。目を離さずに見てほしい」と意欲的に語った。

 高校時代を過ごした京都での試合は、10度目の防衛を果たした昨年3月以来となる。「最高の状態。ボクシングを始めた地で多くの応援をもらって気持ち良くリングに上がれる」と語る山中に対し、挑戦者のルイス・ネリ(メキシコ)は「KOを狙う」と宣言した。


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