2017年8月13日 01:59 | 無料公開
日米両政府は、世界的に発生しているサイバー攻撃について国家の安全への重大脅威と位置付け、サイバー空間での安全保障協力を強化する方針を固めた。ワシントンで17日開催する外務・防衛担当閣僚による安全保障協議委員会(2プラス2)で北朝鮮などによるサイバー攻撃も念頭に具体的な対応策を協議。協議後に発表する共同文書に両政府の取り組みを明記する方向で調整している。日米外交筋が12日、明らかにした。 北朝鮮や中国政府の関与が指摘されるサイバー攻撃に対する防御を強化し、最新鋭兵器を含む軍事機密に関わる情報の漏えいを防ぐとともに、通信や交通インフラの防護を図る。