コウノトリ、全国に飛来 秋田で確認、野生復帰進む 

 兵庫県立コウノトリの郷公園(同県豊岡市)は12日、秋田県仙北市に国の特別天然記念物コウノトリ1羽が飛来したと明らかにした。2005年に同園が放鳥を始めて以来、野生への復帰が進み、全都道府県で確認されたことになる。

 同園によると、このコウノトリは雌の2歳で、15年7月23日に千葉県野田市で放鳥された。秋田市の会社員遠藤英之さん(41)が今月11日午前8時半ごろ、秋田県仙北市内で撮影した写真を同園に提供し、同園が翌12日、足輪の色の組み合わせから確認した。


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