米中、北朝鮮に挑発停止を要求 首脳が電話会談で一致 

トランプ米大統領(UPI=共同)、中国の習近平国家主席

 【北京、ワシントン共同】トランプ米大統領と中国の習近平国家主席は12日(北京時間)、電話会談し、北朝鮮が挑発行為を停止しなければならないとの認識で一致した。北朝鮮の米領グアム沖へのミサイル発射検討に対し、トランプ氏が軍事報復を示唆し緊迫の度が増す中、習氏は米朝双方に「自制を求める」と表明。あくまでも対話による政治解決を追求し、武力解決に反対する立場を明確にした。

 習氏は「両国が朝鮮半島の非核化を実現し、朝鮮半島の平和と安定を保つことは共通利益だ」とも強調。中国としては、トランプ氏の言動を強くけん制し、早期に米朝を対話軌道に戻す狙いがあるとみられる。


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