国際生物学賞に米教授 日本学術振興会

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 日本学術振興会は10日、生物学で優れた業績を挙げた研究者に贈る今年の国際生物学賞に、海洋細菌の分類に遺伝子情報を用いた手法を導入した米メリーランド大のリタ・コルウェル特別栄誉教授(82)を選んだと発表した。

 コルウェル教授は、コレラ菌を含むビブリオ属細菌の分類体系を確立。地球温暖化とビブリオ属の生息域拡大の関係を解析したほか、途上国でコレラを防ぐ取り組みに貢献したことも評価された。

 授賞式は11~12月ごろに東京都内で開かれ、賞金1千万円が贈られる。同賞は昭和天皇の在位60年を記念し、1985年に始まった。