2017年7月21日 12:35 | 無料公開
広島高裁岡山支部で1969年11月に始まったが、被告の韓国籍の女(79)が行方不明になったため、72年2月を最後に審理が停止されていた覚醒剤事件の控訴審の公判が26日、45年ぶりに、被告不在のまま再開されることが21日、分かった。 同支部は「コメントできない」とし、審理再開の理由を明らかにしていない。最高裁によると、2015年末現在、全国の高裁で15年以上審理が続いている刑事裁判の被告は6人。 控訴審は被告本人の出廷義務はないため、審理を進めることはできるが、実刑判決となっても刑を執行できない可能性がある。