自民、民進の調整物別れ 加計審議の質問時間配分 

 自民、民進両党は18日、学校法人「加計学園」の獣医学部新設計画を巡り、安倍晋三首相が出席して24日にも開催する衆院予算委員会の集中審議での質問時間配分について国対委員長代理間で調整を続けたが、午前の国対委員長会談に続いて物別れに終わった。自民は均等配分を求め、民進は野党8、与党2の割合を改めて主張したとみられる。

 衆院事務局によると、首相出席の予算委集中審議の質問時間は野党8、与党2の割合が近年の傾向。5月8日、2月24日、2月17日に実施された最近3回の集中審議でも同様だった。

 民進党の蓮舫代表は「あり得ないことを与党が言っている」と自民党を批判した。


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