米監督のジョージ・ロメロ氏死去 「ゾンビ映画の父」 

カナダ・トロントで、ゾンビに扮(ふん)するファンらと記念撮影するロメロ氏(右から2人目)=2009年9月12日(カナダ通信提供・AP=共同)

 ジョージ・ロメロ氏(米映画監督、脚本家)米メディアによると16日に死去、77歳。死去した場所は伝えられていない。肺がんで闘病していた。

 ニューヨーク生まれ。カーネギーメロン大で美術を学んだ。死者がよみがえって「ゾンビ」となり、人間を襲う「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」(68年)で監督としてデビューし、熱狂的ファンを獲得。同作のゾンビの設定は多くの作品に受け継がれたため「ゾンビ映画の父」と呼ばれる。代表作はほかに「ゾンビ」(78年)、「死霊のえじき」(85年)。(ニューヨーク共同)


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