2017年7月8日 11:50 | 無料公開
【ニューヨーク共同】未婚、既婚にかかわらず女性に使われる英語の敬称「Ms.(ミズ)」を普及させた米国の女性問題活動家、シーラ・マイケルズさんが、6月22日にニューヨークで急性白血病のため死去していたことが分かった。AP通信などが7日、伝えた。78歳だった。 男性の敬称は「Mr.(ミスター)」しかないが、かつて未婚女性は「Miss(ミス)」、既婚女性は「Mrs.(ミセス)」と明確に区別された。マイケルズさんは、結婚で女性の敬称だけが変わるのは男性に対して従属的で不当だとして「Ms.」を提唱。1960年代から「Ms.」の使用を訴えた。