詩人の和合亮一さんに仏文学賞 震災詩集「詩の礫」で 

和合亮一さん

 福島市在住の詩人、和合亮一さん(48)の震災詩集「詩の礫」(徳間書店)のフランス語版が、フランスの新しい文学賞「ニュンク・レビュー・ポエトリー賞」(外国語部門)に選ばれたことが23日、分かった。和合さんと徳間書店に関係者を通じて連絡が入った。7月に現地の文芸フェスティバルで授与される。

 和合さんは「震災から6年。震災直後から書いてきた言葉が海外の方々の手に渡り、震災のことについて、福島のことについて、少しでも語り継いでいただく機会となれば幸いです」とコメントしている。

 同賞は、2002年に創刊された総合文化誌「ニュンク」が主催する賞の1回目。


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