法王、チリとペルー歴訪へ 来年1月 

法王フランシスコ=19日、ローマ(ロイター=共同)

 【ローマ共同】ローマ法王庁(バチカン)は19日、法王フランシスコが来年1月にチリとペルーを歴訪すると発表した。中南米はカトリック人口が多いが、信者は減少傾向にある。アルゼンチン出身で、中南米で人気の高い法王が存在感をアピールし、布教強化を図る狙いがあるとみられる。

 法王は2013年の就任以降、ブラジルやボリビア、メキシコなど中南米諸国を訪れ、信者との交流を深めてきた。ただ、出身地のアルゼンチンはまだ訪問していない。

 チリには1月15~18日の日程で滞在し、首都サンティアゴのほか、14年に大規模な地震の被害を受けた北部イキケなどを訪問の予定。


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