2017年5月26日 15:58 | 無料公開
ベトナム南部ホーチミンの地下鉄工事現場に設置されたシールド機=25日(共同)
【ホーチミン共同】ベトナム南部ホーチミンで日本企業などが進めているベトナム初の地下鉄工事で、掘削に用いる「シールド機」の発進式が26日開かれ、工事が本格化した。
地下鉄は、日本の円借款で建設を進めているホーチミン都市鉄道1号線(全長19・7キロ)の一部区間約2・5キロ。同線はホーチミン中心部と東北部を結び、総事業費は約2400億円。2020年の運行開始を目指す。
発進式であいさつした河上淳一駐ホーチミン総領事は「日本はインフラ整備を通じ、ベトナムの経済発展に引き続き貢献したい」と述べた。