ベトナム初の地下鉄工事が本格化 ホーチミン、日本が支援 

ベトナム南部ホーチミンの地下鉄工事現場に設置されたシールド機=25日(共同)

 【ホーチミン共同】ベトナム南部ホーチミンで日本企業などが進めているベトナム初の地下鉄工事で、掘削に用いる「シールド機」の発進式が26日開かれ、工事が本格化した。

 地下鉄は、日本の円借款で建設を進めているホーチミン都市鉄道1号線(全長19・7キロ)の一部区間約2・5キロ。同線はホーチミン中心部と東北部を結び、総事業費は約2400億円。2020年の運行開始を目指す。

 発進式であいさつした河上淳一駐ホーチミン総領事は「日本はインフラ整備を通じ、ベトナムの経済発展に引き続き貢献したい」と述べた。


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