トランプ氏に平和と環境説く ローマ法王、初会談で書物贈呈 

トランプ米大統領(左)と握手するローマ法王フランシスコ=24日、バチカン(AP=共同)

 【ローマ共同】トランプ米大統領は24日、バチカンでローマ法王フランシスコと初めて会談し、法王庁によると「政治的交渉や宗教間対話を通じた世界平和の促進」について意見を交わした。法王は環境に関するカトリック教会の書物や、平和の象徴であるオリーブの彫像をトランプ氏に贈呈。平和と環境保護の重要性を説いたとみられる。

 トランプ氏は会談後、記者団に「すごい人だ。素晴らしい会談だった」と語り、ツイッターには「これまで以上に世界平和を追求しようと決意した」と投稿した。

 初外遊中のトランプ氏は23日にエルサレムからローマに移り、欧州歴訪を開始。


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