2017年5月24日 19:08 | 無料公開
コンピューター不正使用疑惑問題で日本将棋連盟と和解し、記者会見する三浦弘行九段=24日午後、東京都渋谷区の将棋会館
将棋棋士の三浦弘行九段(43)が、コンピューター不正使用疑惑を指摘され、出場停止処分を受けたがその後の調査で不正はないと認められた問題で、日本将棋連盟は24日、三浦九段に慰謝料を支払うことで合意、和解したと発表した。金額については明らかにしていない。
連盟は三浦九段に対し、不利益を生じさせたことを認め謝罪。両者は今回の合意により円満解決とし、三浦九段は民事、刑事とも何ら問わないことも確認した。
三浦九段は記者会見で「この問題が長引いて、将棋界が盛り上がっているのに水を差してはいけない。今後は発展のために棋士として頑張っていきたい」と話した。