2017年5月22日 19:09 | 無料公開
爆発があった軍病院の現場を調べる警察官=22日、バンコク(タイ警察提供・共同)
【バンコク共同】タイ当局によると、首都バンコクにある軍の病院で22日に爆発があり、ガラスが割れるなどして21人が負傷した。警察幹部は「爆発は爆弾によるものだ」と話した。タイでは22日、2014年にクーデターが起き、軍事政権が発足してから3年を迎えた。軍事政権に反対する人物の犯行の可能性がある。
警察によると、現場からはくぎやワイヤが見つかった。被害者の約半数が軍人で、爆発で診察室などのガラスが割れた。軍が爆発物処理班を派遣し、詳しく調べている。
菅義偉官房長官は22日の記者会見で、邦人が被害に遭ったとの報告はないと明らかにした。