2017年5月19日 23:37 | 無料公開
【マニラ共同】フィリピンのドゥテルテ大統領は19日、南部ダバオで演説し、中国の習近平国家主席らと会談した際、両国が領有権を巡って対立する南シナ海について「わが国のものだから天然資源を採掘するつもりだ」と発言したところ、中国側から「無理に進めるのであれば戦争になる」と警告されたと述べた。 やりとりが事実ならば、親中姿勢を鮮明にして南シナ海問題を棚上げにしてきたドゥテルテ氏の大きな方針転換となる。ただ、国内向けに強気な態度を演出したにすぎない可能性もある。