退位、速やかな法成立を―与党 女性宮家検討要求―民進 

 政府が19日、天皇陛下の退位を実現する特例法案を国会に提出したのを受け、与党内では「ほとんどの党の合意を得た内容だ」(下村博文自民党幹事長代行)として、速やかな成立を求める声が相次いだ。民進党からは、皇族減少対策の一環として「女性宮家」創設の検討を急ぐべきだとの指摘が出た。

 下村氏は党本部で記者団に「昨年8月の陛下のお言葉を受け止めた中での法案だ」と意義を強調した。

 特例法案の策定へ向けて与党と民進党の調整に当たった公明党の北側一雄副代表は「3月の衆参両院の正副議長による国会見解の通りにまとまった」と指摘した。


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