免税店が4万店超え 爆買い沈静化で頭打ち感も 

 観光庁は19日、外国人旅行者が消費税抜きで商品を購入できる免税店が、4月1日時点で全国4万532店となったと発表した。昨年10月に比べ4・9%増。中国人旅行者の「爆買い」の沈静化や、百貨店や小売りチェーン店などで普及が進んだことなどから頭打ち感も出ている。

 内訳は、三大都市圏が2万4931店、それ以外の地方が1万5601店。政府は2018年に地方の免税店を2万店に増やす目標を掲げるが、昨年10月から5・2%(774店)の増加にとどまった。


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