玄海原発再稼働反対の署名提出 長崎・壱岐市民ら市長に 

 九州電力玄海原発3、4号機(佐賀県玄海町)の再稼働を巡り、半径30キロ圏に入る長崎県壱岐市の市民団体は19日、再稼働に反対する市民ら約880人の署名を白川博一市長に手渡した。市長は「重く受け止める」と述べ、今後も再稼働に反対していく姿勢を示した。

 署名では、反対集会の開催や、市の承諾なく再稼働しないよう国や九電に文書で申し入れるよう求めた。壱岐市では、市議会も反対の意見書を全会一致で可決している。

 玄海3、4号機の再稼働を巡っては、佐賀県の山口祥義知事が4月に同意を表明し、再稼働の前提となる地元手続きが事実上完了している。


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