2017年5月18日 20:22 | 無料公開
製菓会社「明治」が「チョコレートを食べると脳が若返る可能性がある」と発表した研究成果について、資金支援した内閣府は18日に有識者会議を開き、科学的なデータが不十分だった可能性があるとして、研究の事実関係を検証することを決めた。 内閣府の支援制度の「革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)」を利用し、NTTデータ経営研究所出身の山川義徳氏が統括を務める脳科学プログラムの一環。チョコの摂取と大脳皮質の量の関係を調べるとして、明治が共同で研究した。 明治は1月の中間報告会で、「カカオ成分の多いチョコを4週間食べると、脳が若返る可能性がある」と発表した。