レスリング登坂が全日本選抜欠場 世界選手権4連覇も断念 

登坂絵莉

 日本レスリング協会は6日、全日本選抜選手権(6月)の出場選手を発表し、リオデジャネイロ五輪女子48キロ級金で1月に左足親指付近の手術を受けた登坂絵莉がエントリーしなかった。世界選手権(8月・パリ)の代表選考会を兼ねており、4連覇が懸かった登坂は回復が間に合わず、代表入りがなくなった。

 栄和人強化本部長は「東京五輪を見据えて大事を取った。無理をする時期ではない」と話した。

 リオ五輪女子金の川井梨紗子は60キロ級、土性沙羅は69キロ級にエントリー。男子はリオ五輪銀の樋口黎はフリースタイル61キロ級、太田忍はグレコローマンスタイル59キロ級に出場する。


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