サムスン、営業利益48%増 1~3月期、半導体けん引 

 【ソウル共同】韓国のサムスン電子が27日発表した2017年1~3月期連結決算によると、本業のもうけを示す営業利益は前年同期比48・2%増の約9兆9千億ウォン(約9750億円)だった。四半期別では13年7~9月期に次いで過去2番目の高い実績になった。売上高は1・5%増の50兆5500億ウォン。半導体部門がけん引した。

 一方サムスン電子は同日、取締役会を開き、企業統治構造改革の一環として検討していた持ち株会社の設立は行わないことを決めた。人的資源の分散などによる経営への悪影響を考慮したとしている。


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