2017年4月27日 12:39 | 無料公開
超党派のスポーツ議員連盟は27日、東京都内で総会を開き、2020年東京五輪・パラリンピックに向け、ドーピングを初めて違法行為と位置付けた「ドーピング防止法案」を了承した。議員立法で今国会に提出し、18年度の施行を目指す。選手による不正目的での禁止物質使用や、指導者らがこれを手助けする行為を「行ってはならない」と明記した。慎重論が根強い刑罰化は見送られた。 ロシアの国ぐるみの不正発覚や手口の巧妙化が進む中、ラグビーの19年ワールドカップ(W杯)も含めた大規模国際大会の開催国として取り締まり強化を示す狙いがある。