東証、午前終値1万8870円 仏大統領選受け大幅続伸 

東京証券取引所=2016年9月撮影

 週明け24日午前の東京株式市場は、フランス大統領選第1回投票の結果を受け同国の欧州連合(EU)離脱の懸念が後退したことから投資家に安心感が広がり、日経平均株価(225種)は大幅続伸した。一時1万8900円台を回復し、約3週間ぶりの高値を付けた。

 午前終値は前週末終値比249円49銭高の1万8870円24銭。東証株価指数(TOPIX)は15・24ポイント高の1503・82。

 親EUのマクロン前経済相と極右、国民戦線のルペン党首が5月の決選投票に進む見通しとなり、マクロン氏が優勢との観測が広まっている。波乱を警戒していた投資家の積極姿勢が強まった。


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