内閣官房国民保護サイト閲覧急増 北朝鮮緊迫、1日45万件も 

北朝鮮の労働新聞が16日掲載した、軍事パレードに登場した新型ICBM用の可能性がある車両の写真(共同)

 弾道ミサイル攻撃やテロ発生時の身の守り方や情報伝達の仕組みを説明した内閣官房の「国民保護ポータルサイト」の閲覧件数が急増している。ミサイル発射を繰り返す北朝鮮情勢の緊迫化を受け、注目を集めているとみられる。金日成主席の生誕記念日だった15日はアクセス数が45万8373件。月間で過去最高だった3月の45万858件を1日で上回った。

 内閣官房によると、昨年2月にミサイルが沖縄上空を通過する前は月10万件程度だったが、その後は月30万~40万件で推移。北朝鮮が今年2、3、4月とミサイルを発射し、トランプ米政権との緊張が高まるにつれ、アクセスが増えた。


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