汚泥堆肥、宮城など4県に流通 新潟の業者 

 新潟県は21日、同県胎内市の肥料製造・販売会社「ニイガタオーレス」が、商品表示にはない汚泥の混じった堆肥を生産し、新潟県以外に宮城、秋田、福島、長野4県に流通させていたことを明らかにした。堆肥を使って生産した農産物の安全性に問題はないという。

 一方、別の商品にも商品表示なく、汚泥が混ざっていたことも判明。農林水産省は同社に商品を回収するよう指導した。

 同社工場を借り、山形県南陽市の「やまがたスリートップ」も汚泥入りの堆肥を生産し、県内の業者に出荷していた。農産物は安全という。


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