名古屋市長選、23日投開票 現職に2新人挑む 

名古屋市長選で候補者(手前)の街頭演説を聞く有権者ら=21日午後

 任期満了に伴う名古屋市長選は23日投票、即日開票される。立候補しているのは、現職河村たかし氏(68)と前副市長で弁護士の新人岩城正光氏(62)=社民支持、元会社員の新人太田敏光氏(68)の無所属3人。2期8年の河村市政の是非が主な争点だ。

 河村氏は、繁華街を中心に街頭演説し、市民税減税実現や名古屋城天守閣の木造化計画の推進を実績として強調する。無党派層だけでなく各政党からも幅広く支持を集め選挙戦を有利に進める。

 市政刷新を掲げる岩城氏は河村氏の減税施策を「高所得者優遇で、格差を拡大させる」と批判。河村氏と対立する市議の支援を受け、巻き返しを狙う。


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