東証小幅反落、1円安 G20控え様子見 

東京証券取引所

 20日の東京株式市場は、円高一服を好感した買いが先行したものの取引終了にかけて失速し、日経平均株価(225種)は4日ぶりに小幅反落した。米国で20日に始まる20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議での為替政策の議論を見極めようと、様子見ムードが広がった。

 終値は前日比1円71銭安の1万8430円49銭。東証株価指数(TOPIX)は1・39ポイント高の1472・81。出来高は約18億4100万株。

 朝方は割安な銘柄に買い注文が集まった。円相場が軟調に推移すると、業績改善が期待される自動車、電機などの輸出関連株も上昇した。


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