履正社6―4報徳学園 履正社が九回逆転 

決勝進出を決め、喜ぶ履正社ナイン=甲子園

 履正社が土壇場の九回に4点を奪って逆転勝ちした。1点を追うこの回、代打白滝の二塁打を足場に1死一、三塁から溝辺のスクイズで同点。さらに満塁から若林の適時打と相手失策で3点をもぎ取った。四回から救援したエース竹田は、六回に1点勝ち越されたが、粘りの投球で九回につなげた。

 報徳学園は相手を上回る12安打を放ったが、逃げ切れなかった。九回の守備で併殺を狙った捕手の悪送球から余計な2点を与えたことが、最後には大きく響いた。


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