2017年3月20日 23:41 | 無料公開
【ニューヨーク共同】週明け20日のニューヨーク株式市場で、ダウ工業株30種平均は前週末の終値を挟んでもみ合った。新作映画「美女と野獣」の好調が伝えられた娯楽・メディアのウォルト・ディズニーなどが買われた一方、原油先物の下落で収益悪化が意識された石油株が売られた。 前週末に閉幕した20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の共同声明に「反保護主義」との記述が盛り込まれなかった。経済への悪影響に対する懸念から欧州の主要株価指数が軟調に推移したことも上値を重くした。 ダウは午前10時現在、前週末比1・39ドル高の2万0916・01ドルをつけた。