ヤマハ発動機が申告漏れ 7億2千万円、名古屋国税 

 二輪車メーカー大手「ヤマハ発動機」(静岡県磐田市)が名古屋国税局の税務調査を受け、2014年12月期までの2年間で約7億2千万円の申告漏れを指摘されていたことが25日、分かった。過少申告加算税を含めた追徴税額は約2100万円だった。

 同社広報グループは「一部見解の相違があったが、納付を済ませた。指摘を重く受け止める」としている。

 同社によると、ホームページに掲載するアニメ制作費などの「広告宣伝費」約2億円と、設計ソフトウエアの費用など約2億円を13年12月期に計上した。だが翌年もアニメやソフトが使われていたため、2年に分けて計上するよう指摘された。


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