「尾木ママ」が法政大で最終講義 子どもの命の重さ理解を 

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定年退職を前に、いじめ問題をテーマに最終講義する法政大教授の尾木直樹さん=22日午後、東京都千代田区

 「尾木ママ」として親しまれる教育評論家で法政大教授の尾木直樹さん(70)が22日、3月末で定年退職するのを前に法政大で最終講義を開き、学校現場で相次ぐいじめに「子どもの命の重さをもっと学校や社会が理解して」と訴えた。

 講義はいじめ問題のシンポジウムも兼ねており、学生以外も参加。尾木さんはいじめ防止対策推進法成立後の3年間を振り返り、心身への被害が大きい「重大事態」に対する国民意識が高まったことなど成果を挙げた。

 一方、福島県から横浜市に自主避難した中学1年の男子生徒へのいじめやなどを引き合いに「教育委員会や学校による隠蔽がひどくなっている」と批判した。