京都、土砂生き埋め死者2人に 大山崎の工事現場 

土砂が崩れ、作業員が埋まる事故があった工事現場=20日午後0時16分、京都府大山崎町(共同通信社ヘリから)

 京都府大山崎町の工事現場で男性作業員2人が土砂の生き埋めになって1人が死亡した事故で、意識不明の重体だった作業員も、搬送先の病院で死亡が確認された。死者は2人になった。

 向日町署によると、死亡したのは大阪府門真市速見町、配管作業員緒方幸寿さん(58)と緒方さんの長男遼さん(19)。

 現場周辺は造成工事が進む新興住宅地で、下水管を埋める工事が2015年10月から続いていた。地面に穴を掘り、内壁を固める作業をしていたところ、土砂が崩れた。

 同署は工事現場での安全管理に不備がなかったかどうかを含め、事故原因を調べている。


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