変圧器で不当に「節電」、大阪 府警、業者を書類送検へ 

 節電をうたい電気契約に反する変圧器を飲食店に設置して不当に電気代を下げ、関西電力の料金徴収を妨げたとして、大阪府警捜査1課が、業務妨害などの疑いで電気機器販売会社アークインターナショナル=東京都渋谷区初台2丁目=の男性社長(54)ら数人と法人としての同社を近く書類送検する方針を固めたことが5日、捜査関係者への取材で分かった。

 捜査関係者によると、ア社は近畿2府2県の飲食店など約500軒に変圧器を設置。工事費20万~30万円と、リース料として月2万~3万円を受け取り、数千万円以上を売り上げたとみられる。


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